こんなエフェクターあったんだブログ

気まぐれに更新。エフェクターの話題を中心に音楽系の話題を。

インピーダンスって何?その1

ギタープレーヤーなら耳にしたことがあるだろうインピーダンス
今回はこの「インピーダンス」を理解するための少しだけ技術的なお話し。

なぜ、エフェクターをたくさんつなぐと音ヤセするの?
なぜ、シールドが長いと音質が落ちるか?

それらを解決するためのキホンとなるお話しです。

1.インピーダンスとは
2.オームの法則
3.弦の振動が音になるまで


インピーダンスとは

一言でまとめるなら、インピーダンスは抵抗のこと。
では、抵抗って何かといえば、電流を流しにくくする特性をもつ物体とでも覚えておけばよい。
ギターやアンプの間で信号をやり取りするときには、このインピーダンス(すなわち抵抗)が重要な役割を持つ。
これを理解するためには最低でも、「オームの法則」を使って「分圧の計算」ができる必要がある。



オームの法則

オームの法則とは、抵抗Rに電圧Vをかけたときに流れる電流Iを求める法則である。
式で表すとI=V/Rとなる。
式をV=IRにすれば、電流Iが抵抗Rを流れている時にRの両端に発生する電圧はVという式になる。
さらに、R=V/Iとすれば、ある物体に電圧Vがかかり、電流Iが流れているとき、その物体の抵抗値はRという式にもなる。

オームの法則は電圧V、電流I、抵抗Rのうち、2つがわかれば残された1つの値を求めることができるという法則である。


では、インピーダンスがどのようにギターの音とかかわってくるのか考えてみよう。



弦の振動が音になるまで

ご存知の通り、エレキギターをジャーンとならすと、ピックアップにまかれたコイルに電流が流れ、その電流がエフェクターやアンプに流れる。
流れた電流はエフェクターやアンプの抵抗でキャッチされ、電圧となり、音やらデータやらに変換される。
(詳しく言えば、電圧を使ってさらに電流を動かす…などと複雑になるので割愛)

つまり、信号は以下のように形態を変えてアンプに伝わる。

ギター弦の振動
⇒ピックアップコイルの電流
⇒シールドを通ってアンプへ
⇒アンプ内の抵抗に電流が流れる
⇒電圧発生
⇒電圧を音に変換

・・・と文字にすれば結構大変なことを一瞬で行っている。

ギターの信号を100%完璧にアンプスピーカで出力するためには、受け側であるエフェクターやアンプが抵抗を使ってギターの信号を100%キャッチしなくてはいけない。


しかし!ギターとアンプがもつインピーダンスのせいでギターから発せられた信号を100%音に変換できないという問題が出てくる。

それは次回・・・。